Guest Book Record2

2004.8-9

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いつもアトピーと関係ない話題ですみません。
知り合いが、また泥棒に入られました。
勝手口の格子の間のガラスを2箇所破り、
頑丈だったはずのダブルロックをいとも簡単に
中から開けて侵入したそうです。
早速我が家でも、ガラスに防犯フィルムを貼ります。
(窓には貼ってたけど、勝手口は忘れてた、意外に盲点かも・・・)

たかこ


, 日本 - Wednesday, September, 08, 2004 at 09:48:19 (JST)


あきらさん、まひろさん、素敵な書き込みありがとうございます。

あきらさんの先輩患者さんの、
>再悪化は3〜5回が多く、5・6年目で大分楽になり、遅い人で10年
には驚きました。大変な達観だと思います。この方の分析・洞察・表現力に感
服しますね。お会いしたいくらいです。

>ステロイド療法にしても、なぜその後の経過を調査報告しないのか、不思議
です。
患者側は当然そう思いますよね。
報告は沢山あります。しかしみな、1カ月後とか半年後とか、せいぜい1年程
度の短期の経過の予後です。当然ステロイドは素晴らしく有効という結論に
なってしまいます。
ステロイドの問題点は、長期に使用した場合に明らかになって来るものなの
で、とても難しいのです。
医師の弱点は、患者に診察に来てもらわなければその状態を見れないという患
者への接し方をしている存在だということです。転居・通勤(学)先の変更など
の生活形態の変化に伴い、患者は受診する医師を変えます。医師の方もまた、
さまざまな事情で職場を変えます。自分が診なくなった患者がどういう経過を
たどっているか、医師は知ることができません。
また、経過が悪かったり治療に満足できなかったりすれば、患者は違う医師を
探し移ります。なまじステロイド療法を行なう医師が長期経過調査をしたとす
ると、その医師の所にはステロイド治療で上手くいって(なんとかなって)いる
患者ばかりが残っているので、これまた有効という結果が出てしまうでしょ
う。
アトピーに限らず、統計という言葉の持つ客観的な印象を単純に信じると、真
実を見誤らせられることがしばしばあると私はよく思います。厳密に公平な調
査をすることは、実際とても難しいと私は思っています。調査者の意図が、母
集団選び・方法の決定・結論の導出のあらゆる段階で、無意識の内に反映され
てしまいがちだからです。

まひろさん、この記事は私は結構思い入れが深いです。
患者なら誰でもしょっちゅう悩んでいて、でも分かってもらえないから口に出
せない・・「とにかく痒い!」という思いはアトピー患者にとってその筆頭で
すから。
ヘルペス対策には、できるだけたっぷり眠りましょ。幸い夜はすっかり涼しく
なったし。

MIO


, 日本 - Monday, August, 30, 2004 at 17:32:02 (JST)


MIOさん、ご無沙汰しております。

2年前の手記、拝見させていただきました。
私にも同様な精神状態の時が過去にあり、現在でもたまに
「むき〜なんでこんなに延々と痒いんだ(怒)」と思うことがあります。
ですが、MIOさんの書かれたように、人生における苦痛とはアトピーによる痛み・痒みだけではないのですよね。

私が苦痛に耐え難かった時期は、ステの効果が現れず(でも使用していた)、かつプライベートでかつてない喪失感を味わっていた時でした。
自分はなぜこんなに不幸なのであろう、と今思えば周りが見えない悲劇のヒロインに浸ってたかもしれません。
ですが、ある時ある本をきっかけに「そうではない」ことに気がつきました。
生きることは苦しいことなのである。
人は、結局は孤独なのだ。
この二つを実感した時に、私の人生は孤独でなくなったのかもしれません。

現在はすっかり能天気になってしまいましたが、今でも悩むことがあると当時を思い出し、自分は決して不幸ではない、と思います。
以前から書いていますが、「アトピーであることは不運であるかもしれないが、不幸ではない」と思います。
自分を必要としてくれる家族と、苦しみをわかちあう仲間がいるのは、大変恵まれていると感じています。

あぁ、なんだか熱く語ってしまいました(^^ヾ
私はまだまだ脱ステ初心者ですし、これからも波がざぶんざぶん襲ってくると思います。
頼もしい諸先輩方がいるのを励みに、まだまだたくさん山を越えたいと思います(`・ω・´)
なーんて書いている現在、ヘルペスが悪化しどうやらカポジに向かいそうな予感。
主治医は夏休み。
抗ウイルス剤の外用剤は残1/2本。
どうしたものやら(・∀・;)

まひろ


, 日本 - Monday, August, 30, 2004 at 14:30:33 (JST)


初めまして。こんにちは。ステロイド使用20年、脱ステ6年目のあきらと申します。4年目まで夏毎の悪化でかなり追いつめられていましたが、5年目の去年は自律神経の異状の気持ち悪さだけになり、おかげさまで今年は、この暑さにも関わらず、ほぼ完全に日常生活可能なまでに回復しました。ありがたく思っています。

HPをほぼ拝見しまして、大変共感しました。苦しい時、再悪化の時、ずっと焼けるような思いで、脱ステ後の経過について知りたい、知りたい、と思っておりました。分かっていれば堪えられる、と思いました。4年目に先輩の患者さんに、再悪化は3〜5回が多く、5・6年目で大分楽になり、遅い人で10年のようだ、と教えてもらい大分気分的に楽になりました。むろん患者同士の経験則なのですが、それだけでも教えてくれた人は、非ステ医も含めて医者にはおりませんでした。

ステロイド療法にしても、なぜその後の経過を調査報告しないのか、不思議です。どちら側にしても大きな論拠になるのではないのでしょうか? 皮膚科学会は、一体何をしているのでしょう? 

それと、普通の皮膚科医は何を感じて、何を考えているのか知りたいと思っていました。なぜ私がどんどん悪化していくのを見ながら、いつもいつも彼女は(脱ステに踏み切った時は女医でしたので)、最強のデルモベートを手に塗り込めて、包帯で縛り付けて、山のように何本も処方していたのでしょう? 何も思わなかったのでしょうか? 悪意がなかったとすればどうして? 理由が知りたかったのです。
 
MIOさんが、自己否定になるからステロイドは否定できない、と書いて下さっており、その前にも時々皮膚科医の言葉を見る機会がありました。つまり「悪の凡庸さ」ということで、他意はないのだ、と分かり、考えるのをやめることができました。私も(誰であれ)、そういう状況になったら、目をつぶって日々を過ごすように思います。

「慚愧に耐えない」と書いて下さっているのを見て、希望を持って生きていくことができると思いました。ありがとうございました。最後になりましたが、「少しでも楽になられることをお祈りしております。できれば、皮膚科医に復帰されるまでお元気になられることを、願ってやみません。長々と失礼いたしました。

あきら

r_nishi@ya2.so-net.ne.jp
, 東京都 日本 - Friday, August, 27, 2004 at 21:02:51 (JST)


やっぱり、「私の示す方法に従って、きちんと検査・状況判断・治療をすれ
ば、もっと良く治るのだ。(医師も患者もこのサイトも不勉強だ。)」とおっ
しゃりたいのですね。・・・ため息が出ます。

自分のアトピーが想像を超えてひどくなって以来年余に渡って、私は解決の糸
口を探し続けています。その中で、学術的/商業的、両面の山程の情報に接し
て来ました。
インターネットのアトピー治療情報サイト・本屋に並ぶアトピー本・アトピー
患者をターゲットとした健康関連商品販売店・・「アトピーはこう治療しろ」
と主張する人はいくらでもいます。しかしその多くは、自分たちの治療方針を
声高に主張するのみです。それをしかるべく実行すれば誰もが早期に治るかの
ような書き方と共に成功例を誇らし気に示し、一方自分たちのところでよくな
らなかった患者の存在には決して触れようとはしません。患者はとっくにその
からくりに気が付いています。

酸化コレステロール値を測定すれば脱ステロイドの経過が短くなるのなら、安
保先生の研究成果が多くの著作になり広く読まれている昨今、いなっちさんに
言われなくても日本中の治療者がとっくに飛びついている筈だとはお思いにな
りませんか?。
酸化コレステロールは、ステロイドのみから生じる訳ではありません。測定結
果の読み方についても議論があるでしょう。そして、結果からステロイドの影
響が残っているかどうかが分かったとしても、それでどう治療法が変わります
か?。ステロイドだけを早期に排出させる薬がある訳でもなし、ステロイド以
外にも様々な有害物質を日々食事や環境から取り込み続けてもいる現代人は、
どちらにしろ、異物の排出を促進するような養生で対処するしかありません。

血流が悪かったり低体温だったりしたら、末梢血管拡張剤でも処方しますか?
それとも温泉で半身浴でも勧めますか?。ストレスが疑われたら、旅行でもし
てリラックスするよう患者に言いますか?。睡眠不足なら眠り薬を飲んででも
良く寝るよう言いますか?。好中球が多ければ、イソジンを渡して「これを入
浴後につけなさい」といいますか?。アトピー患者にとって足りない栄養が何
か正しく分析判断できるほど充分に栄養学を学び修めたことがあるのです
か?。
これらの全てが、既に試みられ、それぞれ一定の効果をあげながらも、オール
マイティではない方法だということを、ベテラン患者ならもう知っているで
しょう。

患者が、自分の使っているものが何かを知らなくたっていいじゃないですか。
「それは成分の何々があなたの肌に良くないようだからこういうものに替えて
みたら」とアドバイスしてあげれば済むことです。それこそが治療者のすべき
ことだと私は思います。既に不安に打ちのめされている患者を質問でさらに責
め、やり込めて優位に立ってみたところで、いったい何になるというのでしょ
う?。患者はつらくなるだけです。

体に・皮膚に何が起こっているかを論理的に解明すべく追求し続けなければな
らないのは、研究者と医師です。患者にとって最大の仕事は自分の治癒を追求
すること、それでいいと私は思います。

MIO


, 日本 - Wednesday, August, 18, 2004 at 21:22:24 (JST)


>いなっちさんお返事を下さってありがとうございます。
しかしこのお返事の内容と、私が前に書いたことがどう結びつくのか、やはり私には分かりません。
○では、MIOさんの前の言葉との関連を書いてみましょう。
MIOさんは
同センター編の「アトピーステロイドを考える」の中で清水良輔先生が、離脱でよくなってしまう人はそれでいいが、中止してから2年3年経ってもひどい湿疹がくすぶったままの人たちをどうするかがこれからの大きな問題なんだろう、と言っていらっしゃいます。
私も本当にそう思います。脱ステの「意義」や「必要性」についてだけでなく、脱ステの「厳しさ」についてもまた語りたいと思ったのが、このサイトを立ち上げた意図のひとつでもあります。・・・
と書いています。
ステロイドを中止して2・3年しても湿疹がくすぶったままの人というのはどのような人たちなのでしょうか?ステロイドの影響が抜けて尚湿疹に悩まされているのでしょうか?それともステロイドの影響下に未だにある人たちなのでしょうか?
それを判断するのに過酸化脂質を調べるのは役に立つと思っています。
それは、清水先生の言う「大きな問題」を考える手掛かりにはなりませんか?脱ステの「意義」や「必要性」について私は認めていますが、ステロイドをやめればそれで済む話でもなく、厳しさについて語る事も、どれくらいステロイドの影響から脱却できたかというチェックも必要だと思います。
私自身は「何がアトピーに効くか?」と考える人とは沢山会いましたが、体に・皮膚に起こっている事はどんな事だろうと論理的に考える人とは殆ど会う事がありませんでした。
起こっている湿疹が、リバウンドであるのか悪化であるのか?安保徹先生の説が正しければ、酸化コレステロールを測定すれば判断出来るはずなのに、その判断さえ出来ていない事が現在の混乱なのだと思います。そして、脱ステしてうまく行く場合はどのような条件があるのか?うまく行かない場合はどのような条件であったのか?その場合体温や血行との関連はどうなのか?食事や栄養素との関連についても十分な報告を見る事はありません。
>私が言いたかったのは、「考え付く限りの手を尽くしても、なかなか良くならない人もいる、それが現実だ。」ということです。
○私はその現実はどのような事情を反映しているのだろうか?と考えます。
>「なかなか良くならない人は、すべきことをしていないからそうなるのだ。」
と言外に言いたげな主張には、非常に抵抗感を感じます。いなっちさんが、そういう主張を持って書き込んでおられるのでなければいいのですけど。
○私は保湿クリームに含まれている合成界面活性剤の話なども患者さんの口から聞いた事はありません。「保湿はやっている」と言いながら、合成界面活性剤の害に気付かないという盲点があるのかも知れないのです。皮膚科医で「ボディシャンプーよりも普通の石鹸が良い」と言う人がいても、患者は肌にやさしい石鹸を探せず、純石鹸よりも肌に刺激のある薬用石鹸を使って居たりします。それも盲点です。
食生活についても、IgE・除去食について語られる事が多く、必要な栄養素について語られる事は少ないように思います。
ただ、MIOさんが
>私がこのサイトでしたいことは、知識としての情報を披露することではありません。それは、あまたある他の情報源に譲りますし・・・
と言い、私の書き込みがその目的から逸脱しているとMIOさんが判断なさるなら、私は掲示板荒らしではありませんので、これ以上書き込まない事にします。

いなっち

ina.ryou@orion.ocn.ne.jp
, 日本 - Wednesday, August, 18, 2004 at 00:33:37 (JST)


Hi, I'm the webmaster.Thank you for your favorable comments.
This is not a chat: you can submit sentences in a group, not one or two.
I have fixed and mixed your sentences as below.

MIO


, Japan - Thursday, August, 12, 2004 at 20:32:53 (JST)


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name&address; Unknown - Thursday, August, 12, 2004 at 16:38:43 (JST)


nokkoさんのような書き込みにまず思うのは、これは善意なのか、善意を装った売り込みなのか、ということです。「ダメもとと思って」と書いてありますが、誰もダメなことに無駄なお金を使いたい人はいません。個人的には善意と信じたいですが、商品のアドレスは削除させて頂きます。

さて、善意だとして、どうして人は、自分によかったと思うものを人に勧めたくなってしまうのでしょうね?。自分が治った、めでたしめでたし、で終わりでいいじゃないかと思うのですけど。
それは同胞愛で、いいことと思うべきなのかもしれません。苦労した分の報いをどこかで得たいという気持ちも無理からぬこととは思います。
でも、自然治癒は、使ったものの成分自体に有効性がなくても引き起こされることがあるし(「自然治癒への道」参照。また、薬と信じて飲めば砂糖水でも効くというプラシーボ(プラセボ;偽薬)効果は有名)、それを逆に言うと、あなたに効いたものが他の人にも効くとは限らないのですよ。
するとそこから先は、予想外の迷宮に嵌(はま)り込んでいくことになります。効かなかった人への言い訳を考えたり、より尤もらしく聞こえるように理論武装したり・・・・・。

MIO


, 日本 - Wednesday, August, 11, 2004 at 16:30:21 (JST)


初めまして、MIOさん、随分ご苦労なさったのですね。
アトピーだけでなく、ステロイドの副作用。この苦しみは、なった方でないと、解っ
て頂けないと思います。でも、アトピーが無くなった時、この苦しみを思うと、何で
も出来てしまうのです。 
私は、アトピーになったことに感謝しています。
5年前、MIOさんと同じような状態になり、仕事も辞め、食事療法に専念しました。
1年間でかなり良くなりましたが、この食事療法をこの先死ぬまで続けるという事
は、経済的にも不可能で、仕事の仲間や友達とも食べに行きたいし、、、でも、元の
食事に戻すと、又痒くなるのです。
そうこうしている時、1年前に、友達が良いクリームがあると教えてくれました。
色々やってみていたので、このクリームも期待は出来ないと思いながら、試してみま
した。付けた次の日、カサカサがなくなり、顔がピンク色になっているのを鏡でみて
ビックリしました。1年使って、今年は、アトピーも花粉症も喘息もおきていない事
に気が付き、驚いています。
このクリームを作られた会社の社長さんも、子供の頃、全身アトピーで、(でも、お
母さんが、病院なんか行く必要がない!と言って、ステロイドを塗らなかったのが良
かったとおっしゃっていました。)いつか、アトピーの人を助けてあげたいという一
心で、つくられたそうです。
成分に、チェルノブイリで放射能を浴びた方の治療にも使われているブルガリスE
-25というものが入っていて、ポリフェノールの30倍の抗酸化力があるのだそうで
す。無香料無着色のゲル状クリームで、付けていて、特に今の時期は、とても気持ち
が良いです。私は、たまたまこのクリームが合いました。
でも、私のように、ダメもとと思って試してご覧になられたらいかがでしょうか?
最初、赤くなるかもしれません。(成分が肌の弱っている方には少し強すぎるのだそ
うです。)その時は、水で薄めて付けられると、その内そのまま付けても大丈夫のよ
うになります。私は、お風呂に溶かして入れたりしています。(たくさん付ければ良
いといものでないので、塗る分量もお風呂に入れる分量も同じく小豆大位で良いので
す。結局付けたものの質が変わるので、少量使おうが、多量に使おうが同じだそうで
す。) 少しでも良くなられたら、色んな事に挑戦してみて下さい。アトピーの方は
どんな事が起きようとそれに耐えられる精神力を持っていますからね。

nokko


, 日本 - Tuesday, August, 10, 2004 at 18:16:19 (JST)


いなっちさんお返事を下さってありがとうございます。
しかしこのお返事の内容と、私が前に書いたことがどう結びつくのか、やはり
私には分かりません。
私がこのサイトでしたいことは、知識としての情報を披露することではありま
せん。それは、あまたある他の情報源に譲りますし、それを必要とする人のた
めには一部の本をサイト内で紹介してもいます(「私に様々な事を教えてくれ
た本をご紹介」)。
私が言いたかったのは、「考え付く限りの手を尽くしても、なかなか良くなら
ない人もいる、それが現実だ。」ということです。
「なかなか良くならない人は、すべきことをしていないからそうなるのだ。」
と言外に言いたげな主張には、非常に抵抗感を感じます。いなっちさんが、そ
ういう主張を持って書き込んでおられるのでなければいいのですけど。

MIO


, 日本 - Monday, August, 09, 2004 at 15:19:01 (JST)


こんにちは。

過酸化脂質や白血球の分画を調べる事と睡眠不足や血流の状態と直接に結び付く訳ではありません。睡眠不足やストレスによって炎症が悪化する事は言うまでもない事のように思います。
どうも書き方が悪かったみたいですね。
皮膚の落屑にある過酸化脂質を調べる事はステロイドの影響がどれだけ残っているかの判断に役立ちます。
これはアトピーステロイド情報センターの論文コーナーにある安保徹さんの主張と関連します。
つまり、ステロイドはコレステロール骨格を持ち、皮下に酸化コレステロールとして蓄積されるという事です。

また、白血球分画を調べる事は安保さんのグループなら大抵やっている事なのですが、好酸球を含む顆粒球の多い状態では炎症が起こりやすいはずです。リンパ球が少ないと細胞の作り替えもうまく行かないしストレスの存在も考えられるし・・・

体温や血流との関連についても安保さんの本「体温免疫学」に書いてありますよ。
また、西原克成さんの免疫学の本にも低体温の事は書いています。

いなっち


, 日本 - Monday, August, 09, 2004 at 12:12:23 (JST)


はじめまして
私も30歳過ぎて、化学物質の暴露により全身@pになりました。
ドクターで@pという方もいらっしゃるなんて、この病気の難治性
には驚くばかりです。
ところで、私もいろいろとこの病気に対して自分なりに勉強して
きました。まず好酸球の増加により皮膚炎の悪化が見られたため、
この好酸球について興味を持ちました。


(風邪をひくと症状が軽くなるのですが、インフルエンザにかかると
好酸球が減少するのと何か因果関係があるのでしょうか?)
そしてこの好酸球を減少させることが出来れば、炎症が少なくなるのでは
ないかという見解に至り、この好酸球を減らすためにはどのように
すればいいのかいろいろ調べてみると、難治性大腸炎で、好酸球
除去をすれば、症状が減るという療法が行われておりかなり
いい結果を残しているということでした。

ますますこの好酸球除去について確信を高めました。
いろいろHPを調べると、東洋医学系にこの
好酸球除去を行っている病院があることを突き止め
、自分の確信と共にこの治療に掛けてみました。

最初はいわゆるリバウンドでつらい状態になりましたが、
そのつらい1ヶ月を乗り越えると、うその様に炎症
でぶつぶつした赤黒い箇所が、徐々に以前の白い健康的な
肌に変化してきました。今は首のところと腹部をわずかに
炎症が残るだけですが、自分の検証の確かさに内心びっくり
しているほどです。

6年間苦しんできた全身の炎症がわずか半年で完治しようとしています。
先生もお医者さまなので、自分でさまざま治験できると思います。
私も治るとは思っていませんでしたが、いろいろチャレンジしてきた中での
結果です。先生ならこの好酸球についての医学的見地から、どのような生理
反応が起きているかご理解できるかと思います。

私も、これを機に医学の門を叩いてみようかと考えています。

りょう


, 日本 - Monday, August, 09, 2004 at 00:16:07 (JST)


>ステロイド離脱後にある湿疹が何なのかについての考察が欠けているように
思います。
失礼ですが、おっしゃりたいことがどうもよく分からないのですが・・。
いなっちさんなら、過酸化脂質や、白血球分画や、IgE値を調べることに
よって、アトピー性皮膚炎患者の皮膚にできている発疹の原因が、皮膚の細菌
か化学物質かストレスか睡眠不足か栄養不足か血流不良か低体温か、鑑別する
ことができて、それによって患者を早期に治すことができるということです
か?。すごいですね。

MIO


, 日本 - Sunday, August, 08, 2004 at 21:20:13 (JST)


こんにちは。

健康情報サイトを運営している稲村りょうと言います。初めまして。
うちのサイトでは食生活や歯周病・肩凝り・猫背の自己改善法をはじめアトピーや石鹸の記事も有ります。(アトピーについてはステロイドの使い方などについての不備も感じる為書き直すつもりです)

>アトピーステロイド情報センターが、アトピー治療の現状に関してアンケート調査を行ない1999年に発行した冊子があります。私の知る限り、脱ステロイドの経過に言及した唯一の統計です。それによるとステロイド中止後よくなっているという人、いない人、両方います。
軽快する人もいれば、駄目な人もいる。それが事実で、脱ステロイドの歴史の浅さからいって、10年を超える位の長期の予後は誰も知らないでしょう。

同センター編の「アトピーステロイドを考える」の中で清水良輔先生が、離脱でよくなってしまう人はそれでいいが、中止してから2年3年経ってもひどい湿疹がくすぶったままの人たちをどうするかがこれからの大きな問題なんだろう、と言っていらっしゃいます。
私も本当にそう思います。脱ステの「意義」や「必要性」についてだけでなく、脱ステの「厳しさ」についてもまた語りたいと思ったのが、このサイトを立ち上げた意図のひとつでもあります。
現状はいまだその前の段階、つまりステロイドをなるべく又は最終的に使わないようにしていく必要があるかどうかの所でせめぎ合いが盛んで、「だからステロイドを使うべき」という方向に話を持って行かれてしまうので、脱ステロイド患者の状況の厳しさは、論じにくい状況になっていると思います。・・・・・・・

という事ですが、ステロイド離脱後にある湿疹が何なのかについての考察が欠けているように思います。
つまり、過酸化脂質を測定するとか、白血球の分画を調べるとか、IgE値を調べるとか現在の状況の把握が必要でしょう。そして、皮膚の細菌に依るものなのか、化学物質に対する反応なのか、ストレスによるものか、睡眠不足なのか、栄養不足なのか、血流は良好なのか、低体温なのではないか・・・
私は沢山のアトピー患者と話しましたが、例えば「保湿クリーム」・「石鹸」という言葉を使っていても、その内実について知っている人が殆どいない事を感じます。
何しろ、皮膚科の教科書でさえも↓このありさまですから。
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=99310&pg=20031213
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=99310&pg=20031214
私は「細胞膜の原料って何か、あなたのお医者さんは教えてくれたかな?」等という質問をしたりします。大抵、そんな話しを始めて聞くという返事です。僕は言います。「だって、細胞膜がしっかりしていないと増悪因子が侵入しやすくなると思いませんか?」
「細胞間脂質のセラミドが足りない体質だから治らないって言われたらしいけど、遺伝的なものなのか食生活が関連しているのかきちんと調べて言ってるのかなあ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は「アトピー性皮膚炎に何が効くのか、ではなく、今体に起こっている事はどのような事か?という発想の転換が必要なのだと思うよ」という言い方をよくします。
こういう事は脱ステロイドの際にも重要な事だと思います。
そうでなければ苦しみを重く長いものにさせてしまう事が有り得るからです。

いなっち

ina.ryou@orion.ocn.ne.jp
, 日本 - Sunday, August, 08, 2004 at 12:25:10 (JST)



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