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 食養生・食品等の汚染


砂糖病−甘い麻薬の正体★★★★★・・・絶版ですが、砂糖(精製糖)がいかに人間の体にとって不必要で有害な「魔物」であるかを語った、啓示に満ちた本。ここに出ている、砂糖を口にしたことがない赤ん坊の、なんとも言い様のない澄んだ顔に、一度だけ会ったことがあります。

私の自然食★★・・・自らの病気を通じてベジタリアンになった女優。煮炊きで失われる野菜の栄養を重視し、手作り野菜ジュースを愛飲する。症状別のおすすめ野菜ジュースが、こんなの飲めるの?というもの多々あり面白い。

ぼくが肉を食べないわけ★★・・・ベジタリアンが、体への影響と資源としての肉の問題点の両面から、肉食の不健康と無駄を語る。個人的には、新版は狂牛病問題にシフトしており、旧版の方がお勧め。図書館にありました。

家族みんなのアトピー・アレルギー料理ブック★★★・・・陰陽調和料理のレシピ。カラー。

子供のためのアトピー対策メニュー★★★・・・離乳食からお弁当まで、子供向けの具体的なレシピ。カラー。監修の千葉医師(千葉クリニック、在東京都江戸川区)は食物アレルギーの診断治療に力を注いでいる小児科・アレルギー科医。

胃腸は語る★★★★★・・・胃腸内視鏡の第一人者の医師が語る、食を中心とした健康法。玄米・雑穀・野菜果物を採り、動物性蛋白質は少量にと勧める。胃腸粘膜の状態を直接目で見られる人の言葉だけに、説得力がある。日本の「牛乳信仰」の誤りと問題を理論的に述べるくだりは、保健婦や栄養士の方々に是非読んでほしい。
ー著者は2005年新刊病気にならない生き方を上梓しており、よく売れているようす。氏のような考え方が一般的になってくれれば、もっと生き易い日本になってくれるのではと思う。

買ってはいけない Part1,2★★★・・・人工的に加工された市販品の問題点を商品別に指摘し、話題となった本。簡単便利安価快適な商品を望む消費者と、とにかく売りたい生産者。発展した文明が作り出す商品たち。

食品成分表★★★・・・食品の陰陽を考慮した栄養や食べ方の解説が興味深く、100kcalの分量が写真で一目で分かる食品リストが面白い。

アトピっ子料理ガイド★★★・・・食物アレルギーの子を持つ家庭のための、調理の考え方とレシピ。白黒。

粗食のすすめ★★★★・・・飽食の現代人に、未精製穀物と野菜を中心とした食生活を呈示し、一世を風靡した本。文庫になりました。

医者いらずの食べ物事典★★★★・・・昨今、食材の成分や効能についての情報は氾濫しているが、それをまとめてあるものとなると案外無いもの。本書はそうした一冊で、食材別にその由来・成分・効能(ものによってはそれを用いた民間療法まで)が書いてあり、簡にして要を得た説明はなかなか小気味良い。家庭の医学書のようなつもりで持っていて、必要な時にはすぐ参照できる本。

「いつものパン」があなたを殺す★★★★・・・訳者の白澤卓二医師が、日本でこの種の考え方を広めている。
砂糖や精白穀物だけでなく、たとえ全粒であっても穀物摂り過ぎは害になると指摘した、という意味で画期的。
中でも小麦は、グルテンを含むため問題が大きい。
脂肪が脳の栄養になるなんて、私たちは教えられてこなかった。食事バランスガイドのコマの図に見るように、穀物を主食としてもっとも多く摂ることが常識だった。
常識の転換点が来ている感じがする。

食物アレルギーキャラクター図鑑★★★★・・・家庭医学書もここまで来たかの感がある。
食材ごとに特徴的なキャラクターになぞらえ、食物アレルギーをとっつきやすく解説している。
現在わかっていることが過不足なくコンパクトにまとめられており、非常にわかりやすい。
感染症版、からだの免疫版、野菜と栄養素版、食品添加物版などもあるようだ。
体内細胞の機能を漫画で表現した「はたらく細胞」などという漫画もある。
もはや知識は視覚から理解する時代か、うまく利用しない手はないかもしれない。