アレルギー検査結果までもが人並みに  



しょっちゅうボコボコ膨らんでは痒くなっていた、二の腕やお尻、胸から背といった場所が、いつしかそうならなくなった。

強い痒みでかき壊しては、いっそう固くなり続いていた前腕の外側のブツブツが、ほとんど消えた。
肘周辺の皮膚も、いつの間にか平らになり、深い皺(しわ)はわずかとなった。

病院で採血のため腕を露出させるといつも「アルコール(で拭いて)、大丈夫ですか」と聞かれていたが、それも無くなった。

これらに伴い、血液検査でみるアレルギー状態も、さらなる改善を見ている。
もはや、ちょっとだけ陽性、のレベルだ。

総IgE(IgE RIST)のみならず、個別の項目へのアレルギー度合いを示す特異的IgE(IgE RAST)までが、ここまで下がりうるという結果は、正直、ちょっと驚きである。
幼少期の食物アレルギーは、成長とともに消えていくが、環境物質や、食物でも後年に形成されたアレルギーは、一生そのままであり治ることはない、というのが、西洋医学の医師としての私の認識だったから。

私がこの人生で、世界中の人が認める西洋医学に留まらず、イレギュラーな存在ではあるけれど、NAETという、あるいはカイロプラクティックという、別の柱を持てたことは、真に幸運であった。
あとは、手荒れをしやすい体質が残っているくらいで、私の後半生を賭けた「自分自身のアトピー性皮膚炎治療」という課題は、成功裡に完了しつつある。

今や西洋医学治療は、生物学的製剤全盛の、新時代である。
かつて、アトピー治療の主役は、外用ステロイドだった。
その限界を超えた地平に私たちはいるが、それでもまた新たな問題は出てくるものだ。
二次無効、免疫低下、高額医療といったものがそれである。
これから、どうなっていくのだろう。

そんな中でも、可能な限りナチュラルな医療を求めて、医療者としての歩みを続けていきたい私である。


・・悪化から、30年超が経過。







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